事業再生事例とお客様の声

14. サービサーへ債権譲渡後、事業改善と債務免除により正常先へ戻した事業再生事例

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製造事例 No.014

会社概要

業種

食品加工業

事業規模

年商 20億円

従業員数

58名

資本金

3,000万円

業歴

27年

問題点

  • 食品関連で特殊加工技術を持つ中堅業者だが、取引先の倒産が相次ぎ不良資産(売掛金・在庫)が膨れる。借入金も高止まり状態、取引銀行団からの追加融資支援は困難な状況。

  • メイン行以下、全取引金融機関は弁済条件変更(リスケ)済。

  • 主力工場(土地・建物)は、代表者が個人で所有し会社へ賃貸しているが、業績低迷により賃貸料を削減、結果として工場取得のための借入金(サブメイン行で調達)返済に延滞が始まった。

  • サブメイン行は国有化に伴い、代表者への当該融資金(工場設備融資)を整理回収機構(以下RCCと呼ぶ)に売却。

解決までの流れ

1
RCCへ本人と同行、早急に返済計画をまとめ弁済再開を約束する代わりに、6か月の弁済停止&担保処分(競売申立)猶予を交渉。
2
当面の資金繰り、業績改善の見込みを精査、コア事業(食品加工)以外のノンコア事業(飲食店・介護事業)の取捨選択を行い、遊休資産売却方針を固め、RCCへの返済(月額30万円)を再開。
3
前述改善策を含めたグループ「再建計画」を策定、RCCへ渡った担保物件の買戻資金の融資を当社のメイン行に提案依頼。しかし、メイン行はこの提案を謝絶。以降約2年に渡ってRCCへの分割返済が継続される。
4
RCCから物件の早期売却が指導される。弊社が主導してスポンサー探しを進め、代表者知人経営の不動産会社への融資段取りを条件に、不動産会社から買付証明を徴求、RCCとの買取価格交渉をまとめ「時価」にて担保物件の買受に成功した。
5
RCCは担保処分が終わった残りの債権(融資残)を民間サービサーに売却、後日サービサーとの和解も成立した。不動産会社名義となった食品加工場は、約1年後業績回復なったN社名義で買い戻すことにメイン行からGOサインが出され、約50,000千円(時価)でN社が取得できた。
6
工場設備に要した借入金(サブメイン行での最終残高 180,000千円)は、50,000千円で自社のモノとなり、N社は家賃負担も軽減され、以降順調な業績を積み上げている。
7
代表者個人は和解で発生した債務免除益を工場売却損で損益通算。このスキーム実行による課税は回避できた。

スキーム図

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お客様の声

N社長

リンクスと知り合ったきっかけは?

税理士からの紹介です。
サブメイン行から「融資を譲渡する」と通告され動揺していましたが、ちょうど良いタイミングで税理士からリンクスさんを紹介されました。
私も新聞等で足銀出身の方が、この方面で開業したことは知ってましたので、「取り敢えず話だけ聞いてみたら?」と言われたのですが、最初からお任せしようと思ってました。

リンクスに依頼する決め手となったのは?

税理士には銀行取引がおかしくなって来た頃から「何か対策を立てないと…」と相談していたんです。
ただ有効な対策ができないまま、あれよあれよと銀行のペースに引きずられ終いには「RCCの件を何とかしないと、うち(メイン行)も融資を引き揚げざるを得ない」までの話になってしまいました。
それで「やっぱり銀行系に強くないと、とても太刀打ちできないし、うちは銀行に潰されてしまう!」と危機感を持ったことと、リンクスさんが地元足利銀行の出身だということが決め手になりました。
銀行出身だから、銀行内部の事情に詳しいですし、RCCについても余所でたくさん事例を扱ったらしく、不安や聞きたいことに対する答えが明確です。

依頼して良かった点は?

RCCとの工場買戻交渉に、終始同行いただけて、常に第三者の立場から交渉をまとめようと努力して貰えたことですね。
もちろん、交渉はまとめるために行うのですから、相手の条件に譲歩をお願いしたり私共にも「此処までは要求できるが、此処から先はダメですよ」と、明確な判断をしていただきました。
社内リストラや販売先毎の収益管理手法も指導いただき、本業のV字を主導していただきました。
RCCへ譲渡騒ぎがあった当初、メイン行は当社の破綻処理も想定していたようですが(後で聞きました)結果として工場が安価で買い戻せたことと副業撤退、本業改善が進んだことでメイン行は「いゃー、社長ならできると思ってまいました!」とか、今では調子の良いことを言ってます。
(笑)

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