事業再生事例とお客様の声

13. リスケ後、事業改善により新規融資支援にまで戻した事業再生事例

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製造事例 No.013

会社概要

業種

自動車部品製造業

事業規模

年商 12億円

従業員数

30名

資本金

4,000万円

業歴

43年

問題点

  • リーマンショック後の受注激減から借入金が膨張。東日本大震災時の混乱や円高進行に伴うメーカーの海外移転が続き、現在の売上は全盛期の60%程度で推移。

  • メイン行以下、全取引金融機関は弁済条件変更済で、リスケ開始後2年以上も元金弁済はゼロ(利息のみ支払が続く)。

  • 手許資金不足の結果、税金・社会保険料に滞納が発生、差押予告通知を受領済。

  • 雇用調整助成金を申請するため平日休業が続き、収入の減った若手社員の退職が続く。

  • メイン行は信用金庫で、取引金融機関を仕切ってリスケ出口までM社を指導するには力不足。

解決までの流れ

1
取引先毎の販売戦略見直し、売掛金回収の強化や遊休資産の売却等により、毀損して枯欠しつつある手許流動性の確保を第一に「経営改善計画」を策定。
2
次期後継者の専務(社長の長男)を旗頭として社内に「経営改善委員会」を設置、社長直属の機関として、「改善計画」遂行のエンジン役となった。委員会メンバーは各部門代表の5名で構成。
3
製品部門別、取引先別の採算を調査、目標利益に到達していない案件・取引について、ダメ元で単価交渉を実施、併せて下請先との単価交渉、工程の内省化努力等々によって、計画策定前に比べて粗利率が3.4%改善。
4
同様に販売管理費も、社員福利厚生費の必然性や保険・手数料支払の見直し、減車(借駐車場の返却)等々により2.1%改善。営業利益は前年対比5.5%改善し、金利控除後の経常利益も黒字転換を果たす。
5
改善計画中に月次損益&月次資金繰計画を策定、予算決定後、毎月その実績を取引金融機関に開示、計画未実施項目と結果について報告を継続実施。
6
営業キャッシュフローの中から、税金・社会保険料滞納分を優先弁済、約1年を掛けて完済に至った。
7
改善計画の進捗率(売上高 98%、営業利益 187%、経常利益 158%)と、改善計画スタート後1年を機に当初弁済金額の40%水準で借入金元金弁済を開始。
8
弁済開始から1年後、当社の競争力維持に不可欠な製造マシン設備投資計画に、上位3行が協調融資対応。リスケ開始から4年振りに新規融資支援が実現した。

スキーム図

13. リスケ後、事業改善により新規融資支援にまで戻した事業再生事例 スキーム図

お客様の声

M社長

リンクスと知り合ったきっかけは?

メインの信金さんからの紹介です。
このままでは金利が上がった時、また円滑化法が終わった時に、取引銀行の中から貸出債権を他所に売却する所が出て来るかも知れないことや、3年連続赤字でこれ以上赤字が続くようなら、信金としても支援継続が難しくなると言われ、リンクスさんに会うことを承知しました。

リンクスに依頼する決め手となったのは?

正直「企業再生コンサルタント」と聞いて、本当に効果があるのかな?と思いました。
製造現場の経験があるようでもないですし…。
だいたい、うちが「再生系」のコンサルタントを入れなきゃならないくらいまで(内容が)傷んでいるとも思えなかったので。
ただリンクスさんと話しているうちに、「もう一度死ぬ気になって働こう!」って気になりました。
このまま「負け犬」になってはいけない、もう一度自分ができるんだという所を家族や社員、銀行取引先に見せつけてやるんだ、大袈裟に言えばそんな感じかなぁ。
今思うと、リンクスさんと信金さんにうまく乗せられたかな、とも思いますが(笑)今があるのは、リンクスさんと知り合えたお蔭ですからね。

依頼して良かった点は?

改善計画の推進体制を明確に整えていただいたことと、耳の痛い話でも私の考えも尊重していただきながらキチンと経営判断を間違えないようにアドバイスいただけたことです。
コンサルタントも企業側から報酬を得るので、計画策定時には厳しいことを言っても、計画を実行する段になると「自分達の範疇外です」みたいな顔をする所が多いのだけれど、リンクスさんは違いましたね。
「債権者目線ではこうだ」「それは社長が出しゃばってはダメ、全権は改善委員長(専務)にある」とか私には耳の痛いこともハッキリ言っていただき、感謝しています。
息子も成長したし、私達が本気だと感じた社員達の離職率はほぼゼロになったし、外注先も単価切り下げを依頼しているのに、無理な対応にも快く応じてくれるようになりました。

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